編(アム)

30代半ばの留学してる話

大学院選びの過程

前回は「ソーシャルワークとソーシャルポリシー、どちらを学ぼう?」というテーマで投稿しました。その後、やはり手に職(専門性)が欲しい!という大学院留学の目的を思い出し、とある国の大学院3つに出願しました。

 

3つとも合格できました!やったー!

 

そのとある国(言えよって感じですよね。でもどこまで情報を公開するのか現時点では決められず…というかエージェントさんとか関係者に見られたらシンプルに恥ずかしい)では「ソーシャルワーカー認定を受けられる大学院の入学基準はIELTS7.0以上+学部で何らかの社会科学、人間科学を学んでいること」と定められており、私は「何らかの社会科学、人間科学」を学んでいないと思って、条件付き合格になるか不合格になるか、ドギマギしていたのです。

 

ところが、現地の定義では私の学部時代での履修内容でも(きっと)社会科学と見なされるようで、無事に3校とも合格をいただけたのです。

 

最初の1校は、実際お世話になったのとは別のエージェントさんから「早めに渡航して補習を受けたら合格するかも」と言われていたところ。友人が別のコースでこの大学を出ており、とてもお勧めしてくれました。

 

2校目は、自分で探していて、上述のエージェントさんでは取り扱いのないところ。世界ランキング上位で、まさかそんなところに合格できるなんて♡♡♡と空も飛べちゃうくらい名誉なこと。1校目とのランキングの差がすごい。

 

3校目は、1校目をお勧めしてくれた友人と電話した時に「2校目のカリキュラムをちゃんと見ていなかったのだけど、とても大切なソーシャルワーク関係人口に関する授業がない。。泣」と愚痴ったところ、「この大学は多様な人への配慮や実践性が高く、お勧めだよ」と推してくれたところです。ランキングは1校目と2校目の間。

 

・・・とまぁ、ランキングも気になるところですが、それぞれいいところと悪いところがあり、決めにくかったのですが、多分3校目を第一志望として、奨学金を申請します。

 

※合格はいいものの、めっちゃお金がないNPO職員なので、奨学金をもらえないと留学できないのです。

 

比較のポイント

・カリキュラム
ソーシャルワークは多様な人々と関わるもので、子ども、少数派、高齢者、などなど、多様な人口層に関する授業があることがポイント高い。2校目は重要な人口に関する授業がないのです(ということに気付かず出願してしまった)。もちろん社会政策とリサーチの授業が充実していることも条件にしました。


・クリティカルソーシャルワーク
ラディカル、AOP(Anti-oppressive Practices)など、ソーシャルワークの価値をブレさせないために原点に立ち戻り批判的な見方を以て実践するという視点。2校目にこういうリサーチ実績はなく(さすが名門エリート?)、1校目と3校目は授業で取り上げられます。

 

・ボランティアやバイトの機会
奨学金をいただけたらバイトは不要ですが、、他にソーシャルワーク留学をしている方のブログを見ていて、ボランティアで現地NPOの経験を積むということはとても重要だと思うようになりました。ただ、1校目はかなり地方部にあり、ボランティア・バイトをするには車で移動をしないといけない模様。できれば家の近くで学びも仕事も済ませたい…。

 

・学生へのサポート
留学生ですのでアカデミックライティングなどについての無料相談があるとありがたい。1校目は友人によると「あった」けど教員は「聞いたことがない」、2校目はマンモス校なのであまり手厚くない、3校目は手厚そう。

 

これらを点数化して第1志望を決めました。やはり友人からの口コミの影響力が強いです。2校目は営業スタッフの方とオンラインでお話をさせていただきましたが、「我ら名門!我らに合格を与えられし汝は名誉あることだと思え!」みたいな中身ないアピールをされて、少し不安になり、3校目への出願を決めたのでした。世界ランキングは惜しいけど、その恩恵が自分の学生生活にもたらされるとは思えない。

 

というわけで奨学金申請のために色んな論文を読み込んでいるのですがなかなか進まないので気分転換に投稿してみました!奨学金取れず留学を諦めることになったら気まずいのでnoteからはドロンするかと思います~へへ。

 

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