unlearner’s blog

30代半ばの留学したい話

フィリピンで自己肯定感爆上げ

私は頭が悪い上に見た目は「世間がなりたくない姿No.1のパーツを集めた」感じ(顔でか、頬骨出てて顎が大きい、目は腫れぼったく、鼻は上を向き唇の色は白、首がなくてデブでお尻がなくて脚が短い。さらにデコが広くてほぼハゲ)の生き物で、性格もひんまがってて暗くて「生きててごめんなさい」と思う系の人間なんですが(笑)。

 

フィリピンで働いていた時に「イエーイ アイアムプリティ!人生最高!生きてていいよ、私!」と思えるようになりました。別に「フィリピンに行け」とは言わないし(というか最近英語留学する人がすごく増えたので私が勧めるまでもない)、ただの出来事の振り返りです。

アイアムプリティ

 

フィリピンの人、すごーく褒めてくれるんです!!「素敵な服ね」、「今日も美しいね」、などなど。もちろん人によりますが、「この人、私と話せて嬉しいんだろうな」とめちゃくちゃ強く感じることもよくあります。

 

要因の1つ(あくまで仮説です)は「Due to colonization(植民地だったから)」(私が入院した時の担当ナースの言葉。夜中にナースの集団が何回も部屋にやって来ては「外国人だ」「何人?」「日本らしい」とボソボソ話し合って出ていくことについて「何で!?」と聞いた時の返事)…。フィリピンはスペインとアメリカ、日本に植民地化・統治されていた歴史が長く、「外国人は素敵」という意識が根付いているとのこと。

 

確かにフィリピンで「美人」の定義は色が白く髪の毛がストレート、というものらしく(最近は変わってきていると思います)、芸能人やミスユニバースなどのコンテストでフィリピン代表になる人はミックスが多いです。スペイン系の先祖を持つ人もいますし、フィリピン人が世界進出しているから国際カップルが増えミックスが多いというのもあると思われますが。

 

私のような見た目でも「外国人だから」「色が白いから」という理由で「美人」にカテゴリーしてもらえて何とラッキーなのでしょう。私はフィリピンの人の健康的で茶色いすべすべのお肌が羨ましいですが。「私ってブスやし…」みたいな卑屈を言うと(←まず言うなよ…)「何言ってんの!あなた超美しいわよ!!!」と励ましてもらったり、現地の人に話しかけた時に口角めっちゃ上がって瞳孔開いてる?様子から「この人、私と話せて嬉しいんだろうな」と感じられたりすると、何だか日本にいた時に「私ってブス過ぎて人と目が合うのかな…それともサトラレ…?」と世間に対して背を向けたくなっていた自分が救われます。いや、キモ過ぎて瞳孔開いてんのかな…?

 

もう1つの要因は、フィリピン人は自分の愛し方を知っている、ということ。

 

見た目がどんなんだろうとそれをイジる人がいないからか、二重アゴ、鼻毛爆生えとかでも自分の姿が大好きでいつも自撮り🤳!会議中も「会議に出てる、俺。」みたいな自撮りが展開。鏡を永遠に眺めてられる❤️、みたいな人が多いです。だから私のように「私なんてキモくて顔デカくて脚が短くて…デュフフ」とか言い出す人が信じられないらしくて、「自分を受け止め抱きしめようよ」という意味で褒めてくれることが多かったのかもしれません。

人生最高

 

これは本当、フィリピン駐在をして1年近く経ったある日突然ふと思ったことです。

 

人生最高。

 

夢だった仕事に就けて、やりがい充分、英語で仕事するという中学の時からの願望も叶い(現地の言葉はマスターできず…まず英語から、ね)、週末には自然豊かな山奥に徒歩で行く、そして何より楽しく過ごせる友人がたくさんいる。

 

全て揃って初めて私は「あぁ、自分に生きる許可を出してあげよう。生きてて申し訳ないなんて思わなくていいよ、と自分を許してあげよう」と思ったのです。

 

もちろん仕事も友人も英語能力も遊びも、周りの支えと、それらを得る上での障害がなかったという幸運によるものです。当時はそこまで世界を見渡せず、自分の人生って最高、とただ思っただけですが。

 

これらの経験はフィリピンに行っていないと感じられないものでした。もちろんフィリピンに住むことで辛くなった経験はモリモリありますし、フィリピンにいた自分の愚かな振舞いや発言を思い出して恥ずかしくなることも多々あります。でもやっぱりフィリピンは自分にとってすごく大切な場所で、私に居場所があるということを感じさせてくれた恩は一生かけて返したいと思っています。

 

というまとまりのない話でした!

 

さらにまとまりのない話をすると、きっとアフガニスタンが私にとってのフィリピンのような場所だ、と思っている人もたくさんいるのだろうなと最近よく想像します。自分に大切な経験をくれたかけがえのない場所の大切な人々が人権を否定され、命を奪われているということはどれだけ辛いことなのでしょう。

 

また、日本でそういう経験を得られる外国出身者の方っているのかな。今のところは戦争がないから命が脅かされることはないけど、日常的な差別、抑圧(micro aggression含む)、入管センターでの人権無視がこっぴどい…。これがあるから一概に「アフガニスタンからの難民を日本で受け入れよう」と声を上げられない。

 

アフガニスタンから逃れたい人々を支援できる方法をご存じの方、教えて下さい。

 

この記事は下記のnoteからの転載です。

note.com