今週水曜日に大学院卒業式があったので、それに合わせて夫が日本から遊びに来ていました。仕事を休みまくって遠出しよ〜ということで、K'Gariに行って来ました。
K'Gariは元フレーザー島と呼ばれた世界最大の砂の島で、フレーザーという入植者に基づいて名付けられていたところを、First NationsのButchulla peopleが彼らの言語名に戻すための運動を展開してK'Gari(パラダイス)という名を勝ち取ったという逸話があります。でも「K'Gariに行くで」と言ってもなかなか通じず、「元フレーザー島ね…」と言い直すところまでがセット。ガイドさんによるとフレーザーさん達、かなりButchullaの方々に不義理をいたしたみたいです。
まず大陸から島に行くためのフェリー乗り場が私の住むサンシャインコーストから3時間ほどの道のりで、ボロボロの愛車でそんなに運転して大丈夫??という不安がありましたが、いくつかの事件を経て無事にKingfisher Bay Resortまで辿り着きました。
ボンレスハム状態のサンダル焼け
このリゾート内だけでも複数の飲食店やプール、ツアーなどがあるようなので、子連れの方でのんびりしたい方にピッタリかも。
私は島の全ての名所を周りたく、4WDでないと移動できないとのことだったので、宿も移動も全部ついているパッケージにしました。
このバスは島内で最も大きく、「大きい車に道を譲れ」という交通ルールがあることから、ビュンビュンと他の車を抜かしながらかっ飛ばして進んでいました。ガイドさんが他の観光客の車をバカにする発言連発で、前世ランクルに轢かれたんか?って疑うほどでした
天気は微妙でしたが、暑いよりマシか〜という感じでした。
Boorangoora(Lake Mckenzie):知恵の湖。Butchullaの方々が集まってそれぞれの村の情報交換などをしていたそうです。透明度が高くめっちゃきれいなはずですが曇りで美しさ半減。途中で雨が降ってきたので読書もできず残念
Lake Wabby。森をハイキングしてから突然砂丘のふもとに現れる湖です。ここも到着した瞬間に雨が始まりテンション⤵
この日の夜はK'Gari Beach Resortに宿泊しました。何かフィリピンを彷彿とさせる感じ。Kingfisher Bay Resortの森の中感はなく、島の西側と東側は植物の生態系が異なるようなのでそのせいかな。2019年~のBlack Summer(オーストラリアで発生した超超大規模な山火事)の時にK'Gariもめちゃくちゃ燃えたそうです。
2日目は75マイルビーチを爆走です。砂の島ですがこの辺りはコーヒーロックという岩(砂岩らしいですが)がありました
Pinnacles。Butchullaの女性の成人の儀式がおこなわれる聖地
Champaigne Poolへの道から、Indian Headを望む。何でIndianかと言うと、当初の入植者がButchullaの方々をIndianと呼んでいたから、とのこと、、、呆
Champaigne Poolは日本では絶対遊泳禁止になるであろうゴリゴリゴツゴツの岩でできたプールです。夫がここで貝殻拾いに目覚める。小さな魚もたくさんおり、きれいでした。途中から若者が大量にやってきてビーチボールとかを始めたので安寧を失いました
Mahenoという豪華客船の廃(wreckって何て言うの?)。この船の説明を聞いている間にバスの中で寝てしまった
Red Canyon
Eli Creek。数100メートル上流からプカプカとビーチ方面に向かうのが最高!でも浅すぎて夫と私はお尻が床について時々進まず、貴重品も水浸しに。浮き輪持ち込みをおすすめ!
この日は私たちのパッケージではバスに再び乗り込みKingfisher Bay Resortに戻り、フェリーで本当に戻り、17時半過ぎから車をかっ飛ばしてサンシャインコーストに戻って英語の塾に参加しました(何も頭に残らなかった、、、)。もう1泊するパッケージではRainbow Beachのリゾートに宿泊するようでしたよ。
仕事を結構休んだので、明日からの復帰がどうなることやら。夫は日本に向かっており、何で独りでオーストラリアにいるんや?との自己への問いが止まりそうにありません。