編(アム)

オーストラリアでソーシャルワーカーになった中年の話

オーストラリアソーシャルワーク大学院2年目ダー!

あんまりオーストラリア大学院とかソーシャルワークとかを打ち出すと夫にブログの存在がバレそうでアレなんですけど…(いやバレてもいいんですけど、見られてると思うと内容が少し変わるかも)。過去にオーストラリア入国に関する情報を検索していた夫からLINEが届いて「さくちゃん見つけた♡」という言葉とともに私のTwitterプロフィールのスクショが送られてきた時には都市伝説のメリーさん並みの恐怖を感じましたよ、そしてブロックしました。笑

 

そんなTwitterも止めてしまって、入ってくる情報が格段に減った…けどそれでよい!何故なら大学が始まったのですよ!

 

そして、2年目開始を契機として仕事を3つやることになり、スケジュール管理にてんやわんやです。例えば固定時間のはずの仕事でイレギュラーな時間にミーティングが入ったり、急なシフトが入ったり。

 

1つは前からやっていたもので、その時間を半分くらいに減らした分、新しい仕事を探しました。1月半ばに日本帰国→第三国出張を経てオーストラリアに戻ったその日に車で駅から送迎してくれた、大学院の先輩のZさんが車の中で紹介してくれたのが2つ目の、サポートワーカーの仕事。Zさん曰く「1シフト2~3時間で、高齢者の方の話し相手になったり家事の手伝いをしたり、超~~~チル!やりたければ受ければいいし、やりたくなければ断ったらいいよ」とのこと。さらに、前の仕事で自分はソーシャルワーカーになれるのか?と落ち込んでいた私に対して「あんたが今必要なのは、ケアの経験を少しずつ積んで自信を取り戻すことでしょう」と言ってくれました。

 

(しかしいざ入職すると、シフトを断った時に必ず鬼電が来て叱られることが発覚…きっとZさんは電話履歴が残っていても出ないし、叱られても何とも思わない強い心を持っているのでしょう…ていうか無理って伝えた日にシフト入れてくるし、めちゃくちゃや~)

 

この仕事は、毎週同じ利用者のお家に行くなどの定期的なシフトもあれば、病院に行く時の足が必要な利用者に同行するなどの不定期なシフトもあり、なかなか思っていたほど収入が安定しませんでした。雇用主もサンシャインコーストではマーケット開拓中で、「少しずつ利用者と関係を築けばもっと増えると思う」と言うものの、待てないぞ!ということでもう1つ仕事を探しました。

 

それが3つ目の仕事、OSHC(Out of School Hours Care)=学童です。たまたまOSHCの募集が多い時期に求人情報を見たのですが、私は隣町の学校だけのためにある学童がこじんまりしていたよさそうだなと思い、そこだけ応募しました。大きな会社が運営しているものも見かけたのですが、何かネオリベを感じる(笑)し、小さなチームで働きたいと思ったのです。まさか受かると思っていなかったのですが、たまたま文化教育を強化したいというタイミングだったらしいのと、結構離職率が高く(学生バイトに頼っているので学期が変わると減る)、資格(教育や福祉関係を学んでいる、学んだことがあることが大事らしい)のある人なら誰でも受かる感じでしたよ!

 

ちなみにOSHCはOverseas Student Health Coverの略でもあります。

 

こじんまりと言っても、対象の児童は150人にも至り、結構ドタバタした仕事です。無線機を使ってコミュニケーションを取るので、英語がよくわからない私には地獄です。いつもわけがわかってなくて「ごめん」を言いまくる30代半ばのおばさん among other young workers who are in their 20's な私。ていうか児童の顔が全員同じ(ごめん)。毎日クビに怯えていますが、さすがこじんまりチーム、優しく見守ってくれています。あと、何もできなさ過ぎてほうきで掃除とかをしているところをディレクターが見ていてえらく感心され、べた褒めされました。「暇があったら裏でだべるタイプと、少しの時間でできることを見つけて動ける人がいる」と、お給料分何かしないと気が済まない(けどできることが極端に少ないw)気質でよかった~ん。

 

大学院での難しいジャーゴン(専門用語)も大変ですが、学校でキッズが使う言葉も難しいですね。皆さん、「鬼ごっこ」と「アイスの棒」を英語で何て言うか知っていますか?鬼ごっこはtag/tiggy、アイス棒はpaddle pop sticksです。後者全然言えない。。

 

私はワーホリ時代にはろくな仕事に就けなかったのですが(すごく稼げるオフィスバイトに奇跡的にありついたこともあったのですが、1か月でクビに。理由:「人雇い過ぎたから明日から来ないで」!!)、学生という安定したビザ保持者であることや、関連した分野に応募していること、圧倒的人手不足により、割とサクサクと仕事が決まったな~という印象です。まぁ1つ目の辛いサポートワークにありつくまではなかなか決まらなかったのですが、1か月しかやっていないその仕事のお陰で「経験者」として見なされているのでしょうか?

 

学業についてはまたそのうち様子を窺って投稿したいと思います。