編(アム)

オーストラリアでソーシャルワーカーになった中年の話

学業終わってもーたですよ

わー!実習終わりました!

International and Global Social Workという1教科だけあったコースも2週間前に課題を提出済み。もう大学院生活が終わってしまったのです!

 

突然「ソーシャルワークでオーストラリアの大学院に行こう」と決めた日、そこから少しずつ夫を洗脳し心の準備をしてもらい、応募・合格、奨学金の資金調達(失敗)、コロナ禍での移動、英語やべー!から「いや私の英語わからんのはあんたのリスニング力の問題やで」精神への成長、クラスメイトが友達になり、etc. etc.

 

サンシャインコースト大学にはこのような成長の機会をいただき誠に感謝を申し上げるとともに、いくら授業料安いからって学生のことナメとんかコラとの意を表明させていただきます。笑 特に実習課の面々は学生にトラウマを植え付けてきた悪名高い非ソーシャルワーカー達で、あいつらに私の安いと言えども合計数百万円の授業料が行っていると思うと歯を食いしばる思いです。「夫に謝れー!!!」(夫との貯金を授業料に回させてもらったため)。

 

Australian Association of Social Workers(AASW)はソーシャルワークプログラムで学ぶ留学生にIELTS全科目7.0を課しており、これがハードルになりなかなか留学生がソーシャルワークを学ぶことが難しくなってきてはいるのですが・・・今後日本からサンシャインコースト大学のソーシャルワーク大学院を検討する方へ、独断と偏見に基づくアドバイス

  • 安いしランキング低いくせに(笑)ちゃんと応募書類を確認して、選ばれた者にだけ入学許可を出しているそうです。ちゃんと自分の言葉でPersonal Statementを書きましょう。
  • ひどい講師陣なのですが、いい人・サポーティブな人・優秀な人も数人います。
  • 科目の内容を確認して入学するとよいです。サンシャインコースト大学のプログラムでは、カウンセリングスキル的なものがないので、そこが弱み。強みは、First Nationsオーストラリアンについての授業が科目としてあること、政策に関する科目があること、コミュニティディベロップメントが手厚いこと。
  • 実習先が限られています。他の大学もそうなんでしょうけど、病院は競争率が高く学生同士のプチトラブルが発生するほどで、大体2つのコミュニティセンター、1つの公立高校、児童保護、コミュニティリーガルサービス、の中に押し込まれそうになります。また、自分で実習先を探してきても実習課がクソなせいで話を進めてくれない事例がありました。事前に周到に準備をして、負けないで!

 

ほんまに独断と偏見!笑 例えばコミュニティリーガルサービスは、去年私の友人たちが地獄を見たのですが、彼らの闘争の結果、刷新して素晴らしい学習環境になっているようです。だから私が見聞きした状況と今後変わる可能性が大であることも申し添えます。

 

ちなみに支出を振り返ると

・授業料は大体11,500ドルくらい×4セメスター

・生活費は1,500ドルくらい×24か月のはずが、円安により私の中では1,200ドル×24か月くらいの精神

・車関係(登録や保険、故障含むw、ガソリンは生活費に含む)8,000ドルくらい

計82,800ドルくらい?

 

ここまで貯金がないまま渡航してきましたが(渡航後に円安が進み、元々は貯金で授業料がカバーできる算段だったのに、全然足りなくなりましたー)、今年の前半に仕事3つやって、いつの間にか間に合っていました。よかったよかった。でももうアラフォーで、あんまり無理できない身体なのと、正義について学んでいることから自分の正義感に反する職場をすぐ離れたので、、、もし夜勤のサポートワークをモリモリやっていたらもっと余裕のある生活だったのでしょう。

 

あんまり包括的な振り返りではありませんが、就職まで時間的余裕があるので、ゆっくり本を読んだり、このブログでも少しずつプロセスしたものをアウトプットしていきたいと思います。明日から友達が来るのでサンシャインコーストを満喫します!