実習が終わった翌々日から約1週間、日本の友達が遊びに来てくれていました。
友達の尋常じゃないリサーチ力により私も知らなかったサンシャインコーストの観光地を回れたので、ここに書いておきます。
早速、どこで撮ったのか覚えていない滝です。滝大好き!
Noosa Everglades
Evergladesというのは湿地帯のことのようですが、この呼び名を使っているのはアメリカのフロリダ州とオーストラリアのヌーサだけとのことです。お陰で天気予報の検索結果がフロリダまみれでした。
カヌーもできるのですが、友達は私のエクセレントなカヌースキルを知っており、「こんなところでさくにカヌーで置いていかれたらおしまいだ」と判断したらしく、クルーズを提案されました。クルーズはおとな84ドル、キッズ69ドルで、船上での飲み物がついています。Habitat Noosaのビール美味しかったなぁ…運転があるので10mlくらいだけ飲みました。
とても静かな水面が鏡のように木々や鳥などを映していて、まさにserenityって感じでした。出発地から湖を渡って静かなエリアに入っていくのですが、その過程で3つの異なる生態系を観察することができます。
グランピングなど色々なアクティビティがあるので、数日間ゆっくり過ごすのもいいですね。Noosaのメジャーな場所からバスが出ているので、観光客のアクセスも悪くはないです。
Glass House Mountains
ここはブリスベンから電車や高速道路でサンシャインコーストに向かう時にも見える色んな形の山々で、どこに行ったらGlass House Mountainsに行ったことになるのか私もよくわかっていません。
私のおススメはThe Lookout Cafeです。ここに寄ってから車で2~3分のLookoutに行って360度のビューを満喫したら、それで終わり…?
Kondalilla Falls
実習先の人に「虫よけ、日焼け止め、水をたくさん持って行け。長いトラックに進んではだめ、手前の方のピクニッククリークサーキットに行け」と言われていたのに、いつの間にか本格的なサーキットに進んでしまい、ジグザグに下りながら「水の音がしない…」と絶望していたところ、何と雨が降っていないので滝になっていないとの通行人の発言を耳にしてしまう!
この滝の上部にはプールになっている部分があるのですが、そこでヤングな人々がキャイキャイ楽しんでいました(且つ、キャイキャイ後に帰ろうとしているヤングな人々に軽く絡まれました…頭空っぽな特権階級+2人のアジア人女の組み合わせは最悪)。
結構死者が出ている激しいトラックで、柵とかがないので、肥満と加齢で身体のバランスが悪い私は一部地べたを這いずり回りました。
Montville
ここは行こうとしていたのではなく、Kondalilla Fallsへの道中で見かけて「何このファンシーな町!」と気になって帰りに寄ったにぎやかな通りです。山道を進んでいたのが、急に素敵な街並みに開けてびっくり。
サンシャインコーストはショウガの生産が盛んで、色んなファームから集めたショウガをBuderim Gingerとしてブランディングしています(Buderimはサンシャインコースト大学があるSippy Downsの隣町なのですが、そこには畑はないような??)。MontvilleにもBuderim Ginger Shoppeというお店があり、ジェラートにハマっている友達が吸い寄せられていきました。お土産コーナーにはサンシャインコーストだけでなくオーストラリアどころか、ん?ベルギー産?みたいな色々なジンジャー製品が揃っていました。
で、このGinger Macadamia Gellatoがめっちゃ美味しかったです!!!!
関係ないけどオーストラリアのスーパーに売っているショウガの濃縮ジュースも頭痛がするほど甘いけど水か炭酸水で割るとめっちゃ美味しいし喉にいい感じです。
Maleny Botanic Gardens
Maleny(何故かマレーニーと発音する。メイレニーじゃないのね。ほんま英語いい加減にして欲しい)はサンシャインコーストの牧歌的タウンとして名の知れた町で、町の中心から15分ほど離れた場所にあるMaleny Botanic Gardensは色々な人にオススメされました。
曇りだったので特に映えていませんが、Glass House Mountainsが展望できる土地に色んなテーマの庭が広がっています。でも広すぎて無理!な広さではなく、ちょうどよいです。それでもバギーに乗っている人は結構いました。
入場料はおとな22ドル(私は学生証があるので18ドル)、キッズ14ドルです。正直チケット買わなくても入れちゃう構造になっているのですが、、、どうにかせんのか。
Bird Worldという檻の中で鳥と触れ合えるコーナーに入るには別料金が必要ですが、友人と私は特に関心がなく、スルーです。
Malenyは牧場と乳製品が有名なのですが、最近牛乳でお腹を壊す私と、健康のために乳製品を避けている友人は、牧場にも行きませんでした。自分の限界を知るおとなの旅です。
Coolum Beach
正直サンシャインコーストは東に進めばどこにでもビーチがあるので、Coolum Beachには仕事で行ったことはあってもビーチそのものには行ったことがなかったのですが、岩肌が素敵でした。以上
最後に、日本から来てくれた友達とは関係ないのですが、知人がとても美味しいジンを作っているので、ここで宣伝しておきます。
色んな個性的な原材料を使っており、味オンチでお酒があんまり好きじゃない私も「えー!全部美味しい!」と感動しました。6種類の試飲5mlずつ(それで私は結構気持ちよくなってしまいましたが近所のウォーターパークで友達と爆語りして回復)が10ドル、試飲の結果いずれかの製品を購入したらその10ドルはcomplementaryになります。私は日本へのお土産に6種類100mlの「シックスパック」を購入しました。見た目もおしゃれでおすすめです!金曜日と土曜日の12~18時に営業しています。是非、マジで、ほんまに行って下さい!Coolum Beachですが上述のビーチエリアからは少し離れた工業団地にたいな場所にあります。
イスラエルによるガザ攻撃が止まらない中、自分の日常・観光できる余裕が続く中でどういう気持ちでどう行動をとれるのか、考えては書いては消して、を続けています。アメリカが介入しないのは歴史的・構造的にわかることであるものの、ここまでのことを許してしまう「大国」の責任とは何なのか。アムネスティ・インターナショナルの署名をここに置いておきます。
先祖代々住んできた土地で抑圧され攻撃され、一部のテロリストのせいで殺される民間人。意を決して安全な場所に移動したいと願っても、移動先でさらに抑圧される人々。話が少し広がりますが、「~難民」(ネットカフェ難民とか、大変な状況はわかるんですけど。「ギガ難民」とかの使い方は、はぁ?って感じ)という言葉の使い方が頻繁に見られる日本語、使い方に疑問を抱きます。難民(庇護申請者)になるというのはどういう意味なのかを本当に考えて欲しい。
観光と関係ない締め方ですが終わります。