編(アム)

オーストラリアでソーシャルワーカーになった中年の話

占いと、、、キャリア多動

1週間半ほど、日本に帰国してきました!阪神・淡路大震災から30年が経ったので、兵庫県がどうその日を過ごすのかを見てきました。途中で食べ過ぎてお腹を壊したり、人間ドックでちょっと意味深なことを言われたり、とありましたが、髪の毛も切ってもらってリフレッシュできました。

 

実は年明けに日本の占い師さんにオンラインで占ってもらいました。私は人生でやるべきことがわかっていてJUST DO IT!!!なだけなので頼る気持ちもないのですが、占いを熱心に活用する友達の営業トーク×10回を経て、まぁ収入も入るようになったしやってみるか~と、仕事を中心に見てもらいました。

 

何で仕事を見てもらうかというと、夫との相性占いとか要らんし(笑)、今年6月でちょうど今の仕事に就いて1年。契約更新をすべきか、もしそれまでに永住権が取れていたらソーシャルワーク以外のキャリアも見るべきか?…くらいしか、占ってもらうようなネタがなかったのです。いやはや、あれだけ夢見てきた職業なんやからソーシャルワークせぇよ!って感じですが、私には過去10年間やってきた国際協力系の天職があり、そっち系の仕事も気になるのです。海外出張行きたいしな。ソーシャルワークで国際協力ができたら最高、でもソーシャルワークという枠組そのものが西洋のコロニアルな概念でもある気もする。ちょっと今度改めて考えます。

 

さらに日本でも友達と大阪・天満で飲み歩きながら10分間占いをしてもらいました。友達がパートナーとの関係を見てもらいたいと言うので、その間に私も仕事に関する占いをしてもらったのです。同じ占い方法だったので、1回目の占いで言ってもらったことを2回目で増強してもらった感がありました。

 

1回目と2回目の占いを合わせたサマリー

  • 私は強い
  • でも過去30年イマイチだった(え!長!人生ほとんどやん!笑)、私の強さを消す期間が30年続いたから。今年からめちゃくちゃ良くなる。
  • 今年後半から、今後の人生を決めるようなキャリア変革あり。
  • 今年、水の近くに家を買う。
  • 金運がめちゃくちゃある。自分のお金もそうじゃないお金もたくさん取り扱う人生。大きな予算を扱う仕事が向いている。
  • 前世は村長や県知事など。他の人の気持ちや人生にすごく繊細で、手伝わずにいられない。人道支援は天職。

 

…などなど、何か色々面白いことを言われました。村長と県知事のレベル違いすぎるやろ。金運、今までまったく発揮されず…でも確かに自分でも予算大きめな国際協力プロジェクトマネジメントは向いていると思う。家は買えない、貯金がほぼない。

 

とまぁそれはそれで、「私は前世村長☆」と思いながら生きるとして(県知事ではないだろう)。

 

以前の記事で書いた通り、私、キャリア多動なのです。過去10年、日本の団体でプロジェクトマネジメントの仕事をしてきましたが、その間も駐在~本部勤務~引越し in Japan×数回~留学決めちゃう~と2~3年に1回大きな移動をしてきました。また、色々やらかしながらも一緒に働く人も仕事内容も自分に合っている感が半端なかったので、自分の適性にあった仕事が世の中にはきっとある、と思う原動力になっているところもあります。オーストラリアでもそういう仕事を見つけられたらいいなと思わずにいられないのです。

 

オーストラリアの大学院を卒業してからは、2024年1月から実習先だった児童保護の分野で半年勤務。同僚が素晴らしいし仕事内容もプロジェクトマネジメントの要素を取り入れそこそこ上手く回せていたし、ケースマネジメントの基礎を学ぶことができました。児童保護は精神的にキツい現場なので、ここで一定期間勤務できればどこの団体・機関でも評価されるように思います。ただ、精神的にキツい点が、、、「サポートして欲しい」と思っていない人(involuntary clients)がクライエントになるということ。具体的には、政府に子を「奪われた」親や、妙に駆け引きをしてくる里親など、複雑な力関係を取り扱わないといけません。そこにはドラッグ中毒、家庭内・家族間暴力、精神的な問題、ホームレス状態など、様々な問題が絡み合います。子どもを「奪われた」親が、「子を取り戻すために」児童保護機関の思う方向に「頑張る」とは限らないので。

 

少ししんどい時期が続いた時に、次の就職先である難民の定住支援ケースマネジメント職に応募し、7月から転職が成功してしまい(!?)ます。難民と働くことは大学時代からのぼんやりとした夢だったので、とても嬉しかったものです。ただ、今は色々あってテンションが下がり気味です。この仕事の醍醐味は、オーストラリア社会への統合に取り組むクライエントに元気をもらえることでしょうか。だからこそもっと役に立ちたいと思うようにはなっています。

 

難民の方々に「もっと役に立つ」ためには、難民などのトラウマ専門のカウンセリングをできるようになるとか、定住がもっと進んでからの段階でのサポートに移行するか、さらには難民認定を受けられなかった庇護申請者(Asylum Seekers)のサポートに従事するか、など色々道があり得ます。特にカウンセリングスキルのようなものは大学院では一切学べなかったので、永住権が取れたらまた学校に戻って学びたい気もします。「難民と働く」ということが夢ではあったものの、そこにどうした資金が絡んでいるのか、具体的に求められる支援とはどのようなものなのかなど、見えていなかった部分が見えた今、現職はあんまりexcitingではないなぁと気付き始めた感があります。

 

…とフワフワ考えていた時に、大学院時代の友達(時給150ドル稼ぐ人)から、「私が最近始めた仕事で募集が出るよ!さくが日本で100年(ゼロ1個多いわい)やってきた仕事の経験を活かせるし、お給料めっちゃ良いよ」と声が掛かりました。えー!お給料良いの!?めっちゃいいやん!と思いつつ、面白くはない(笑)らしく、子育てとPhDをジャグリングしているその友人には、光の速さで業務を終えられてピッタリとのこと。え、、、私、、、面白くなかったらお給料良くてもすぐ辞めちゃうよ、また。でも占いによると今年家買うらしいし、少しお金に目をくらませてみる??とか考えてみたり。しかし時給150ドルを稼ぐ能力は私にはないので、彼女が1時間で終わらせる仕事を私は8時間掛けてしまうかもしれないし?具体的には言えませんが政策系なのでクライエントはいなくなるとのこと。

 

上述のことを幼なじみに相談してみると、「私に相談してる時点で、その仕事興味ないやろ」と言われました。確かに、私、いつも勝手に決めて勝手に転職してるわ。笑

 

あ~~自分の好きなことでDo No Harmで社会的に意味があってクライエントと適度に会えて海外出張も適度にあって残業とストレスのない年収2,500万円くらいの仕事ねーかなっ!

 

(最低な終わり方)