編(アム)

オーストラリアでソーシャルワーカーになった中年の話

サンシャインコースト観光

実習が終わった翌々日から約1週間、日本の友達が遊びに来てくれていました。

 

友達の尋常じゃないリサーチ力により私も知らなかったサンシャインコーストの観光地を回れたので、ここに書いておきます。

 

どこの写真か覚えていない滝

早速、どこで撮ったのか覚えていない滝です。滝大好き!

 

Noosa Everglades

Evergladesというのは湿地帯のことのようですが、この呼び名を使っているのはアメリカのフロリダ州とオーストラリアのヌーサだけとのことです。お陰で天気予報の検索結果がフロリダまみれでした。

 

カヌーもできるのですが、友達は私のエクセレントなカヌースキルを知っており、「こんなところでさくにカヌーで置いていかれたらおしまいだ」と判断したらしく、クルーズを提案されました。クルーズはおとな84ドル、キッズ69ドルで、船上での飲み物がついています。Habitat Noosaのビール美味しかったなぁ…運転があるので10mlくらいだけ飲みました。

 

Noosa Everglades

Noosa Everglades

とても静かな水面が鏡のように木々や鳥などを映していて、まさにserenityって感じでした。出発地から湖を渡って静かなエリアに入っていくのですが、その過程で3つの異なる生態系を観察することができます。

 

グランピングなど色々なアクティビティがあるので、数日間ゆっくり過ごすのもいいですね。Noosaのメジャーな場所からバスが出ているので、観光客のアクセスも悪くはないです。

 

Glass House Mountains

ここはブリスベンから電車や高速道路でサンシャインコーストに向かう時にも見える色んな形の山々で、どこに行ったらGlass House Mountainsに行ったことになるのか私もよくわかっていません。

 

私のおススメはThe Lookout Cafeです。ここに寄ってから車で2~3分のLookoutに行って360度のビューを満喫したら、それで終わり…?

 

The Lookout Cafeからの展望

Kondalilla Falls

実習先の人に「虫よけ、日焼け止め、水をたくさん持って行け。長いトラックに進んではだめ、手前の方のピクニッククリークサーキットに行け」と言われていたのに、いつの間にか本格的なサーキットに進んでしまい、ジグザグに下りながら「水の音がしない…」と絶望していたところ、何と雨が降っていないので滝になっていないとの通行人の発言を耳にしてしまう!

 

Rushing waterを意味するKondalilla。何もrushしてねぇ

水がなくてもFallsと言うのか?立派な岩肌

この滝の上部にはプールになっている部分があるのですが、そこでヤングな人々がキャイキャイ楽しんでいました(且つ、キャイキャイ後に帰ろうとしているヤングな人々に軽く絡まれました…頭空っぽな特権階級+2人のアジア人女の組み合わせは最悪)。

 

結構死者が出ている激しいトラックで、柵とかがないので、肥満と加齢で身体のバランスが悪い私は一部地べたを這いずり回りました。

 

Montville

ここは行こうとしていたのではなく、Kondalilla Fallsへの道中で見かけて「何このファンシーな町!」と気になって帰りに寄ったにぎやかな通りです。山道を進んでいたのが、急に素敵な街並みに開けてびっくり。

 

めっちゃ美味いジェラート

サンシャインコーストはショウガの生産が盛んで、色んなファームから集めたショウガをBuderim Gingerとしてブランディングしています(Buderimはサンシャインコースト大学があるSippy Downsの隣町なのですが、そこには畑はないような??)。MontvilleにもBuderim Ginger Shoppeというお店があり、ジェラートにハマっている友達が吸い寄せられていきました。お土産コーナーにはサンシャインコーストだけでなくオーストラリアどころか、ん?ベルギー産?みたいな色々なジンジャー製品が揃っていました。

 

で、このGinger Macadamia Gellatoがめっちゃ美味しかったです!!!!

関係ないけどオーストラリアのスーパーに売っているショウガの濃縮ジュースも頭痛がするほど甘いけど水か炭酸水で割るとめっちゃ美味しいし喉にいい感じです。

 

Maleny Botanic Gardens

Maleny(何故かマレーニーと発音する。メイレニーじゃないのね。ほんま英語いい加減にして欲しい)はサンシャインコーストの牧歌的タウンとして名の知れた町で、町の中心から15分ほど離れた場所にあるMaleny Botanic Gardensは色々な人にオススメされました。

 

曇りだったので特に映えていませんが、Glass House Mountainsが展望できる土地に色んなテーマの庭が広がっています。でも広すぎて無理!な広さではなく、ちょうどよいです。それでもバギーに乗っている人は結構いました。

 

Maleny Botanic Gardensからの展望

Maleny Botanic Gardens

入場料はおとな22ドル(私は学生証があるので18ドル)、キッズ14ドルです。正直チケット買わなくても入れちゃう構造になっているのですが、、、どうにかせんのか。

 

Bird Worldという檻の中で鳥と触れ合えるコーナーに入るには別料金が必要ですが、友人と私は特に関心がなく、スルーです。

 

Malenyは牧場と乳製品が有名なのですが、最近牛乳でお腹を壊す私と、健康のために乳製品を避けている友人は、牧場にも行きませんでした。自分の限界を知るおとなの旅です。

 

Coolum Beach

正直サンシャインコーストは東に進めばどこにでもビーチがあるので、Coolum Beachには仕事で行ったことはあってもビーチそのものには行ったことがなかったのですが、岩肌が素敵でした。以上

 

Coolum Beach

 

最後に、日本から来てくれた友達とは関係ないのですが、知人がとても美味しいジンを作っているので、ここで宣伝しておきます。

dacelodistilling.com.au

 

色んな個性的な原材料を使っており、味オンチでお酒があんまり好きじゃない私も「えー!全部美味しい!」と感動しました。6種類の試飲5mlずつ(それで私は結構気持ちよくなってしまいましたが近所のウォーターパークで友達と爆語りして回復)が10ドル、試飲の結果いずれかの製品を購入したらその10ドルはcomplementaryになります。私は日本へのお土産に6種類100mlの「シックスパック」を購入しました。見た目もおしゃれでおすすめです!金曜日と土曜日の12~18時に営業しています。是非、マジで、ほんまに行って下さい!Coolum Beachですが上述のビーチエリアからは少し離れた工業団地にたいな場所にあります。

 

 

イスラエルによるガザ攻撃が止まらない中、自分の日常・観光できる余裕が続く中でどういう気持ちでどう行動をとれるのか、考えては書いては消して、を続けています。アメリカが介入しないのは歴史的・構造的にわかることであるものの、ここまでのことを許してしまう「大国」の責任とは何なのか。アムネスティ・インターナショナルの署名をここに置いておきます。

 

先祖代々住んできた土地で抑圧され攻撃され、一部のテロリストのせいで殺される民間人。意を決して安全な場所に移動したいと願っても、移動先でさらに抑圧される人々。話が少し広がりますが、「~難民」(ネットカフェ難民とか、大変な状況はわかるんですけど。「ギガ難民」とかの使い方は、はぁ?って感じ)という言葉の使い方が頻繁に見られる日本語、使い方に疑問を抱きます。難民(庇護申請者)になるというのはどういう意味なのかを本当に考えて欲しい。

 

観光と関係ない締め方ですが終わります。

学業終わってもーたですよ

わー!実習終わりました!

International and Global Social Workという1教科だけあったコースも2週間前に課題を提出済み。もう大学院生活が終わってしまったのです!

 

突然「ソーシャルワークでオーストラリアの大学院に行こう」と決めた日、そこから少しずつ夫を洗脳し心の準備をしてもらい、応募・合格、奨学金の資金調達(失敗)、コロナ禍での移動、英語やべー!から「いや私の英語わからんのはあんたのリスニング力の問題やで」精神への成長、クラスメイトが友達になり、etc. etc.

 

サンシャインコースト大学にはこのような成長の機会をいただき誠に感謝を申し上げるとともに、いくら授業料安いからって学生のことナメとんかコラとの意を表明させていただきます。笑 特に実習課の面々は学生にトラウマを植え付けてきた悪名高い非ソーシャルワーカー達で、あいつらに私の安いと言えども合計数百万円の授業料が行っていると思うと歯を食いしばる思いです。「夫に謝れー!!!」(夫との貯金を授業料に回させてもらったため)。

 

Australian Association of Social Workers(AASW)はソーシャルワークプログラムで学ぶ留学生にIELTS全科目7.0を課しており、これがハードルになりなかなか留学生がソーシャルワークを学ぶことが難しくなってきてはいるのですが・・・今後日本からサンシャインコースト大学のソーシャルワーク大学院を検討する方へ、独断と偏見に基づくアドバイス

  • 安いしランキング低いくせに(笑)ちゃんと応募書類を確認して、選ばれた者にだけ入学許可を出しているそうです。ちゃんと自分の言葉でPersonal Statementを書きましょう。
  • ひどい講師陣なのですが、いい人・サポーティブな人・優秀な人も数人います。
  • 科目の内容を確認して入学するとよいです。サンシャインコースト大学のプログラムでは、カウンセリングスキル的なものがないので、そこが弱み。強みは、First Nationsオーストラリアンについての授業が科目としてあること、政策に関する科目があること、コミュニティディベロップメントが手厚いこと。
  • 実習先が限られています。他の大学もそうなんでしょうけど、病院は競争率が高く学生同士のプチトラブルが発生するほどで、大体2つのコミュニティセンター、1つの公立高校、児童保護、コミュニティリーガルサービス、の中に押し込まれそうになります。また、自分で実習先を探してきても実習課がクソなせいで話を進めてくれない事例がありました。事前に周到に準備をして、負けないで!

 

ほんまに独断と偏見!笑 例えばコミュニティリーガルサービスは、去年私の友人たちが地獄を見たのですが、彼らの闘争の結果、刷新して素晴らしい学習環境になっているようです。だから私が見聞きした状況と今後変わる可能性が大であることも申し添えます。

 

ちなみに支出を振り返ると

・授業料は大体11,500ドルくらい×4セメスター

・生活費は1,500ドルくらい×24か月のはずが、円安により私の中では1,200ドル×24か月くらいの精神

・車関係(登録や保険、故障含むw、ガソリンは生活費に含む)8,000ドルくらい

計82,800ドルくらい?

 

ここまで貯金がないまま渡航してきましたが(渡航後に円安が進み、元々は貯金で授業料がカバーできる算段だったのに、全然足りなくなりましたー)、今年の前半に仕事3つやって、いつの間にか間に合っていました。よかったよかった。でももうアラフォーで、あんまり無理できない身体なのと、正義について学んでいることから自分の正義感に反する職場をすぐ離れたので、、、もし夜勤のサポートワークをモリモリやっていたらもっと余裕のある生活だったのでしょう。

 

あんまり包括的な振り返りではありませんが、就職まで時間的余裕があるので、ゆっくり本を読んだり、このブログでも少しずつプロセスしたものをアウトプットしていきたいと思います。明日から友達が来るのでサンシャインコーストを満喫します!

2023年10月14日

10月14日は私の誕生日でして。昨日はオーストラリアのReferendum Day(国民投票の日)でした。

 

何に関する投票かというと、6万年以上続いてきたアボリジナル・トレス海峡島民の方々をオーストラリアの「最初の人々」として憲法内で「認知」するか否かへのYESかNOかを決めるものです。具体的には、アボリジナル・トレス海峡諸島民の人々で構成されるアドバイザリー機関を設置し、議会に対して「我々としてはこう思いますよ」という助言をする仕組みを設立するということ。その機関に決定権はありません。

 

この地に6万年以上住んできた彼らは、200数十年前に突然やってきたイギリスをはじめとする欧米系の入植者たちにずっと抑圧されています。つい数十年前まで、人間としてすら数に入れられず、投票権や仕事に対する報酬を否定され、さらには「白人と交配させて肌の黒い奴らを根絶やしにしよう」という政策のもと、ソーシャルワーカーを始めとする非先住の人間が子どもをさらって虐待し、親子の絆や文化との断絶を促してきたその影響は、今日のアボリジナル・トレス海峡島民のオーストラリア人に対しても続いています。子どもを愛する方法がわからない、何故なら自分の親が自分を愛してくれた記憶がないから。暴力と支配をもってしかパートナーと関係を築けない、自分の家族がそうだったから。ここへ、今なお続く差別が加担します。肌が黒いだけでショップ内で警備の人に付け回される、文化やトラウマを理解しない教職員によってすぐに停学にされる。そうして、現在も少年院・刑務所の入所者や児童保護施設の収容者、12年生(日本の高3)の修了者、病気の罹患率や寿命など、あらゆる分野においてアボリジナル・トレス海峡島民のオーストラリア人は不利な立場に置かれています。

 

「欧米系の入植者たちに抑圧されている」と言いましたが、比較的新しい移住者も差別に加担しています。私の友人も「アボリジナルな住民が多いからあそこは治安が悪い」と発言したり、最近ではTwitter上で「この街はアボリジ●が多いのが難点」といった投稿があったりと、日本から来て彼らの国に住まわせてもらっている立場の者が、さらなる抑圧を生み出しています。まじ全てのオーストラリア入国者に強制学習させて欲しい。そんな私も恥ずかしい過去があり猛省は一生続きます。

 

そうした流れに対し、もっと政策がアボリジナル・トレス海峡島民のオーストラリア人の実情にあったものになるよう試みよう、というのが今回の提案でした。とてもつつましやかで、私からすると「もっとラディカルにいかないと本当の権利擁護にならないのでは」と思うものでした(同じ理由で、今回のReferendumには賛成しない、という人も多くいると思います)。でもラディカルにいくとNoの投票が多くなるだろうから、「非先住のオーストラリア人の権利は脅かしませんよ~、でも最初の人々はアボリジナル・トレス海峡島民の人々なんですよって憲法の中で認知してもらえますかね~」とすごく遠慮がちに非先住オーストラリア人を「招待」した内容でした。そもそもこの決定を非先住オーストラリア人(人口比で多数派)に委ねるっていう時点でね。アレなんですけども。

 

まぁきっとYESの票が多くなるだろう、私は36歳の誕生日を、オーストラリアの非正義是正の第1歩となる日に迎えるんだ、と信じていたんですけどね。

 

NOが多数だったみたいです。ほとんどの地で。

 

………………………………………しんど。

 

日本の選挙の度に落ち込むのがしんどくて、もうちょっと政治がマシな土地に住もうっていうのがオーストラリアに来た背景の1つだったんですけど、読みが甘かったかーーーー。オーストラリアって、日本より市民社会が熟しているなっていう印象だったんですけど、私が見ていた「市民社会」って、白人の白人による白人のための市民社会で、アボリジナル・トレス海峡島民オーストラリア人についてはすごーく後進的なんだっていうことがわかりました。わ~~どうしよ~~~また引越す!?いづこへーーーー

 

私はソーシャルワークを勉強しているので周りはYES派が当然という流れでしたが、それって少数派なんですね(クイーンズランド州は30数%しかYES投票がなかったようです)。私の好きなKon Karapanagiotidis氏は「オーストラリア人として恥ずかしい」と発言していました。私もいつも日本の投票で「日本人として恥ずかしい」と思っているので、本当、、、わかる、、、彼はオーストラリアのギリシャ人コミュニティに「ギリシャ人移民も最初は差別の対象だった、そして先住のオーストラリア人たちはギリシャ人移民を受け入れた」、だからYESでしょ、と呼びかけていたのです。自分の先祖が不正義をもたらした・もしくは不正義にさらされた、という点が、是正へのモチベーションとはならないのですよね。もちろんアボリジナル・トレス海峡島民オーストラリア人の間でも意見は分かれており、NOキャンペーンをしていた人たちにはYESへの懸念があり(そしてちゃんと提案内容を理解していない説、超あり得る)、色んな要因によりNOが多数派となったということなのですが。

 

うん。

 

うぅ。。。

あと1か月半で大学院終わるそうです

実習も、1つだけ履修している実習外の科目の最終課題も、10月中に終わるようです。えー!あと1か月半で実質大学院終わり!?

 

今週は卒業後の動きについて色々考えることが多くて疲れてしまいました。

 

  • 仕事

実習先の州政府機関で就職できそうです。実習が始まるまでは色々あって、この機関での無償実習にガン切れしていた、いや実習が始まってからもガン切れ継続中でしたが、人が本当にいいんですよ~。こんなにバーンアウト率・離職率が高いのに何でこの人たちこんなに明るく楽しく思いやりがあるの!?とびっくり。仕事内容も、学生だから守られているというのもありますが、自分のスキルと学びのバランスがいいと思いました。

というわけで卒業後に仕事をもらえるのであれば、それでいいか~と思考停止。ここで数年経験を積んだらどこでも転職できるっしょ~と。ただ、今私が実習しているセンターは人気のロケーションで、空きがあまりありません。というわけで、もう少し田舎でもOKと実習先のHRに伝えており、卒業が確定したらどこのセンター勤務になるかも確定するとのことです。

ちなみに実習先の組合が交渉を頑張っており、私たちが就職する頃には現状の新卒の人たちより10,000ドル以上年収が上がる可能性大です。自分たちの給与を上げることだけでなくこれから就職する人たちのことを考えてくれているなんて、何てデキた人たちなんだー。(しかし私の別分野での10年以上の経験は給与には反映されないのか?私も新卒給与が適用されるのか?って今書いていて思いました)

 

  • 住まい

ということは、今住んでいる比較的安く広く素敵な家を引越す可能性も出てきます。少し田舎に住んでいる友人が家を空けるから貸すよと言ってくれている場所があり、そこの近くのセンターになると最高。でも、そこよりさらに田舎に行くとインセンティブが多く(家賃補助、給与上乗せ、有休追加など)、それも魅力的。むしろ今の実習先のセンターでない方が金銭的には無敵なのでは?というのも、一時帰国中に今の家を空けるのですが、その間の賃料を払い続ける余裕はもうないので、一旦退去になるのです。これだけいい条件の家はサンシャインコーストでは他にないので、もし就職先が今のセンターになった場合は、新しく探さないといけません。

 

  • ビザ

ザコンサルタントさんに確認したところ、卒業が確定したら(Statement of Completionが出たら)24時間/週の規制関係なく働けるとのことです。その確定がいつなのかわかりませんが、卒業ビザが出るまでの間、学生ビザでも実習先で勤務開始できるということですね。なので一時帰国から戻ったら卒業ビザを申請します。

卒業ビザのためにIELTSを取る必要があり、これは6以上でしょうか?なのであまり焦っていません。というのも、永住権を視野に入れて8を取れたらIELTS受験料が浮くでー!という魂胆で勉強を頑張っていましたが、8は有料サービスで訓練を受けないと無理…というか受けても無理か?レベルだとわかりましたので、とりあえず今回は高きを求めず、就職してお金が入ってから訓練を受け、8を目指すことにします。

 

  • 一時帰国

ノリでシドニー⇔羽田のチケットを買い、年末年始は日本で過ごすことにしました。日本でやることないんですが、こんなに長い期間を日本で過ごせることはしばらくないだろうと思い。そのせいで引越しやビザがややこしいかもしれませんが、そして貧困が加速するばかりですがw、地元でおとなしくダラダラ過ごそうと思います!

シドニーには初めて行くので、観光します。Red Fern行くぞ!

 

今週末も引きこもって大学の課題をしています。今あるのは、実習の振返りエッセイと、もう1つの科目で国際協力プロジェクトのプロポーザルを書くというもの。後者、私お金をもらってやってることなんですけど…と文句を言いながら受講しています(10年間の経験があるのですが、経験だけでは大学院の単位認定されないのです。だからお金を払って自分の仕事と同じ内容を課題としてやるという悲しい現実)。コースコーディネーターもクラスメイトも皆私が文句を言っているのを知っているので、これでいい成績取れなかったら恥ずかしいな~

IELTS Progress Check受けてみた

インド出身のクラスメイトに「IELTSの点数何点?」と聞いたら、まぁ私より0.5ずついいかなって感じでして…「全科目8.0要るねん」と伝えたところ、「IELTS公式のProgress Checkを受けて、何を改善すべきか見るといいよ」とアドバイスしてくれました。

 

Progress Checkとは、IELTS公式の採点者から「これくらいの点数かな」という大体のスコアと、改善に向けたフィードバックをもらえるというもの。

 

そういうのがあるんや~と、なけなしのお金から模擬テストを購入し、受けてみました。土曜日に受けて、月曜日に結果が来ましたよ。

 

リスニング:画面だけでは選択肢と回答欄が同時に見れないので、メモの仕方を工夫必要があるなと思いました。画面は本番とは違うようなので、受ける前に情報集めないとな~

 

リーディング:リスニングより見やすい。テキストが左側、回答欄が右側にあり、回答をコピペしてぺぺぺっなのでミススペルの心配もなし。これも本番は違う仕様かもしれないな~

 

スピーキング:いや何で20秒で回答切り上げなあかんの!?(対面だとセクション2以外は不自然に切り上げられることはないよね)ってことで途中で回答できなさ過ぎてアハハハハハハっで20秒切れたw

 

ライティング:何故かGrammarlyが表示され、本番でこれはないよね?と思い切り上げました。

 

結果、L 8.5、R 9.0、S 7.5、W 7.0。OA 8.0。

 

7年間、3回不動のW

 

まぁSpeaking、大学院行って普段英語しか話さないのに7.5!?すげーな(低)!と逆に関心しましたが、これまでより上達しているにはしているのでOK。そもそも日本語でも喋るの苦手なもんで。

 

しかしWritingやばい、、、でも確かに8.0のモデルアンサー見たら「こんな文章書けないわ」って完敗なので、きっと7年前より実力は上がっているけど、6.9から7.2くらいのレベルになった感じなのでしょう。ChatGPTでは8.0連発です、ちなみに。(何回も採点をお願いし過ぎて、「こいつ8.0出しときゃええんやろ」って思われている説ある)

 

しかし初めてのGeneral Trainingで、Academicよりだいぶ簡単なはずやのに、、、7年前と大学院受験時の自分のWritingの実力が逆にすごいわ、、、(ちなみに大学院受験時のAcademic WritingのTask 1は、カカオが工場でチョコレートになるまで、の図を文字で説明するというもの。全部答え図に載ってる(cacao nibsとか)。それで7もすごいよ、自分、、、

 

ちなみに、色んな模擬テストが掲載されているこんなウェブサイトを見つけました。しかしLもRも本番よりめっちゃ難しい、このウェブサイトの問題だとずっと6.0でしたよ、どちらも~。回答欄表示されないエラーとかあるし。今回公式ではかなりいい点だったので、LとRはちょっと勉強するの止めよう。

 

もしかしたらすぐには8.0は目指さず、卒業後就職してお金に余裕が出た時に、勉強に投資してから受験するかもしれませんー。

IELTSの勉強始めました

学業終了まで半年を切りつつあるので、ビザコンサルタントさんに今後について相談してみました。まぁ色々ディスアドバンテージもあるのですが、永住権を狙えなくもないようです。

 

そこでびっくらこいたのが、詳しく書くと「情報源見せろやワ~レ~」とか言われそうなので(誰に?)ぼやかしますが、私、IELTS8.0取らないといけないらしいです…Overallじゃなくて全科目ですよ!

 

それでPTEを選ぶ人がおられるんですね…PTEの方がコツを掴めばスコアを取りやすいとかで、一度ちらっと見ましたが、私のポンコツヘッドではそのコツが頭に入らないです…。

 

IELTSも何度か無料セミナーとかに参加したのですが、「ライティングの問題のパターンは〇個あって」と講師の方が言い、そのパターンを受講者に聞く→受講者が「Agree/Disagreeと、何たらかんたら」と回答しているのを見て、「え!この人らパターン全部頭に入ってんの!?なのに6.0とかって、パターン1個も頭に入らない私は何点やねん!!」とパニクり(7.0です)、気が削がれました、、、ごめんウザくて、、、

 

というわけで何とか、ライティングの問題のパターンを頭に入れずに8.0を目指しますwww

 

  • これまでの受験歴

2016年くらいにフィリピン駐在から帰国し、仕事辞めてイギリス大学院でも目指すか~と思って記念受験。R8.5、L9.0、W7.0、S7.0。WとSに打ちのめされる。でも今思うと、フィリピンでの英語はベーシックな単語で済むしスピードも遅いし、英語で論文とか書いたことがないし、当然か~と思います。あ、この時は運命のソーシャルワークというコースに出会っていないので、イギリスには行きませんでした。

 

2021年にオーストラリア大学院受験のため受験。前回と違い、模擬問題を解く、ニュース記事を書き写して知らない単語を覚える、寝る前にスピーキング問題ブツブツ喋る、などそれなりに対策。R8.0、L8.0、W7.0、S7.0。下がっとるがな 再度WとSに打ちのめされる。再採点に出したけど変わらずでした。S満点の友人によると「あんたはフィリピンから帰国して時間が経ったからしょうがない」とのこと。まぁ大学院には申請できるからええか、と。

 

RとLはまぁ対策は不要(ほんまか?)とみなし、WとSのフィードバックが欲しいなぁと色々なサービスを見てみています。安くてフィードバックをもらえるパッケージでも、講師の予約が取れなかったら意味ないですよねぇ。

 

…で、聞いたのですよ。

 

ChatGPTに「IELTSのライティング採点してくれる?」と!!!

 

そしたら

Of course! I'd be happy to help you evaluate your IELTS Task 2 essay. Please go ahead and provide your essay, and I'll assess it for you. Make sure to include the essay prompt as well.

ですって💛

 

まぁどれくらい信憑性があるのかはわからないですが、、、一応、最近のTask 2問題を基に40分で書いてみたところ、6.5(さらに下がっとるがな)→フィードバックを踏まえ7.0→さらに7.5→8.0、と順調に伸びていきました。ただ、いえーい8.0!と思いつつ新しいチャットを立ち上げて同じエッセイを投げたら7.5に下がったので、GPTの気分にもよるのかと思います(?)。少なくともChatGPT向けに8.0を取れそうなレベルがわかってきました。

 

ちょっと今周りにIELTS勉強している人がいないので、自分の実力とChatGPTの結果がどれくらいかけ離れているのか・いないのかを測る方法がないのですが、ChatGPTで5回中5回8.0が出たら受験しようかな。IELTS自己学習とChatGPTの相性についてはIDPがこんな記事を上げていますね。

 

あとはスピーキングです。自分では結構ペラペラと思っているので、過去2回連続7.0にはショックを引きずっています。でも大学院に来て、やっと「ん?私喋るの遅すぎひん?」と気付き、また英語ネイティブスピーカーの人と話すことに慣れてきたので、次は8.0行って欲しいものです。実習先のスーパーバイザーが元IELTS講師で、「あんたの英語は8とか9や!」と言ってくれていたのですが、もっとちゃんと指導して欲しい(あ、英語を。←業務外)。短期記憶容量がどんぐりサイズなので、日本語でも喋るのが苦手なんですが…これはお金を払ってフィードバックをもらっても、ライティングと違ってどう改善するのかが不明瞭なような。

 

12月くらいに取れたらいいなと思い、今はメラメラやる気が燃えていますが、週4日実習に行っているので週末しか練習できないかなぁ~そのうちやる気削がれそう~とフラグ立てておきます。かしこ

ホリデー挟んで2年目2学期始まりました

友人と夫が入れ違いでオーストラリアに来てくれたので、友人とはサンシャインコースト観光→メルボルンへ移動、友人を見送ってからメルボルンにて夫と落ち合い、夫を見送ってから数日メルボルンに引き続き滞在し、サンシャインコーストに戻ってきました。

 

メルボルンには10年くらい前に住んでいたことがあり、ご飯も美味しいし多文化で洗練されたイメージだったのですが、2週間ほど滞在し「いや、寒すぎるやろ。人、多!」という印象で、すっかりサンシャインコーストに慣れていた自分に気付きました。ご飯も、サンシャインコーストよりは日本食は美味しいけど、まぁ別にそれが決定打でメルボルンに住みたいほどじゃないかなぁ~と…。

 

メルボルンではビクトリアマーケットや日本食レストラン、近郊ではGreat Ocean Roadツアーやジーロン、セールなどに行きました。また、気になる団体Asylum Seeker Resource Centre(ASRC)の事業であるASRCカフェ(メルボルン大学にある)に行ったり、フィッツロイの本部を外から覗かせてもらったりしましたよ!!笑

 

サンシャインコーストではGlass House Mountains自然公園に行って、コンパクトカーで舗装されていないでこぼこ道を走ったり、Caloundraのサンデーマーケットに行ったり、First NationsのUdgee(おじさん)にYandinaの聖地を案内してもらうツアーに参加したりしました。Udgeeのツアーは本当におすすめです(First Nationsの歴史や現状を理解した上で、ね!)。全ての移民やソーシャルワーク学生にこのツアーに参加して欲しいと思いました。

 

この旅程で、今回遊びに来てくれた25年来の友人の素晴らしさに改めて気付きました。私の正義感を否定せずに色んな熱い気持ちについて来てくれるし、フレキシブルでcaring。彼女が来た2日後に私は風邪を引いたのですが、がっかりもせず心配し過ぎでもなく、短い滞在を楽しんでくれました。

 

あとは、上述の友人以外との正義感のギャップがハイライトでしたね・・・やっぱりソーシャルワークを学んでいないとracistなナラティブが「普通」なんですかね。「その考えはracistだよ」とか「そのしぐさはinappropriateだよ」とか伝えていますが、自分らも移民の身で、何で他の民族に対してそんな差別できるんや!?信じられん!とがっかりしました。彼らは昔から変わらないで、私が勝手に教育を受けて正義感を燃やすようになっただけなんですけどね。

 

というわけでサンシャインコーストに戻り、ソーシャルワークの同志に再会できるのが嬉しくてたまりませんでした。来週から実習が始まります。そして前回の投稿

unlearner.hatenablog.com

では「どうなるのー!?」状態だった仕事が無事!?いや、色々あった!後に決まったので、今週から週末はサポートワークをします。

 

実習の他には1つだけ授業を受けて、その後卒業です。2年はあっという間ですね。卒業したら色々な責任が生まれるのですが、ゴージャスな夫を支えられるよう、しかしリラックスして(しいたけ占いの影響。笑)、生きたいと思います!